代表 名村淳史(ナムラアツシ)
中小企業経営者向けセカンドライフコンサルティング
親の闘病により17歳で家業を継ぎ、その後経営コンサルタントやファイナンシャルプランナーとしてさまざまな企業・個人の事業や人生設計をサポート。
2013年春
中小企業経営者向けセカンドライフコンサルティング「ヒューマンモティーフ」設立。
ひとり社長や後継者のいない中小企業の経営者さまへ、事業継承・相続など、ビジネスの事業拡大・戦略にも繋がる課題をサポートしています。
ひとり社長のための事業・人生設計の支援
「承継」に関する困りごとは、ある日突然やってきます。
事業・相続・家族のことなど関連する課題は多く、考える際には大切なことが2つあります。
ひとつは、優先順位を考えること。
ヒューマンモティーフでは、目の前にあるお困りごとと先々に起こりうる課題を、いったん整理。優先順位と課題解決のための提案をいたします。
複雑に絡み合う課題を棚卸して整理、優先順位を確認するだけでも気持ちに余裕が生まれるものです。
もう一つは、解決への道筋が連携したものであること。
税理士、行政書士、司法書士、弁護士、不動産や保険の専門家など、課題ごとに必要な専門家でチームを構築できることが、ヒューマンモティーフの最大の特徴です。
すべての決定権はお客様。我々は「伴走者」として、お客様の気持ちに寄り添い、支援してまいります。
「承継」など事業や人生設計を考えるうえでの課題は、何かが起きたときはもちろん、普段から相談先を確保しておくとさらに安心です。
「経営者を孤独にさせない」
これがヒューマンモティーフの理念です。
ヒューマンモティーフの特徴
・25年にわたるFPとしての活動で、延べ3,000件の個別相談に対応
・大学での講師歴は18年以上。15,000人以上の学生を指導し、現在も継続中
・税理士、行政書士、司法書士、弁護士、不動産や保険の専門家など、事象ごとに必要な専門家でチームを構成し、連携した支援が可能
・目の前にある課題と先々に起こりうる課題を、整理するところからスタート。
優先順位とそれぞれの解決策について提案します
17歳で家業を継いだ私ができること
多くのファイナンシャルプランナーがいるなかで『17歳のある日突然、家業を継いだ』という経歴を持つ私は、珍しいのではないでしょうか。
高校・大学時代のその経験が、私のベースです。
事業の不安を一人で抱えていた経験と、多くの経営者・個人の相談を受けた経験があるからこそ、お客様の抱える不安を自分ごととしてとらえ、お客様と長くお付き合いができているのだと感じています。
先が見えない不安と焦燥
生活を支えてくれていた母が病に倒れ、経営していたアパレルショップを姉と二人で継いだことが、人生の大きな転機でした。
昼は高校へ通い、夜は事業を、という生活が大学卒業まで続きます。
幸い取引先はいくつもありました。
しかし、仕入れや販売、資金繰りなどアパレルの取引のノウハウは、だれも一切教えてくれません。高校生相手だからと厳しい条件を突きつけられていたことも、今でこそわかりますが、当時は当たり前だと従うだけでした。
学生のアルバイト代が時給600円ほどの時代に、高校生の私が事業で動かすお金は、300万、400万円。仕入れをして「売れるだろうか」というプレッシャーに押しつぶされそうになりながらも、言われるままに仕入れと支払いをしていました。
それでも、ときおり仕事で東京へ行くと、流行の情報をくれる取引先に恵まれたり、きらびやかな街並みに、トレンドを肌で学ぶことができるなど、少しずつ世界が広がっていきました。
大学進学後も、学業と仕事の両立に追われる日々。
そのころから経営を学ぼうとセミナーへ出るなど、自分の将来を考えるようになりました。「洋服屋さんのおやじになるのは、イメージできないなぁ」と、思うようになったのもこのころです。
大学卒業してから6年間経営してきた店でしたが、28歳のときに次のシーンへ向けて店をたたむことを決心しました。
コンサルタントから独立へ
大学を卒業したころから、店の経営と並行して、コンサルタント業の仕事もしていました。
税理士事務所に経営コンサルタントの部門があり、そこで経験を積むことができたのです。京都という土地柄、老舗料理店へ訪問することも多く、事業を多角的に展開する際の支援も経験できました。
時代は、個人による資金運用が身近になり始めたころ。
事業の拡大や資金繰りなどの課題に取り組むこともあり、ファイナンシャルプランナーの勉強も始めました。
アパレル会社を閉じてからは、ファイナンシャルプランナー専門の会社へ転職し、約14年勤めました。
独立したのは、2013年です。
きっかけは、司法書士の友人から、顧客の相続について支援を任されたことでした。
これまでも、相談を受けて人を紹介ことはありました。ファイナンシャルプランナーの仕事を通して、税理士・司法書士・行政書士・弁護士、金融や保険の専門家との繋がりがあったからです。
直接お客様の支援をしたことを機に、独立を決心しました。
勤めていたファイナンシャルプランナーの会社からは、現在も依頼を受けることもあり、長いお付き合いになるお客様もいらっしゃいます。
目の前の課題だけで商品を売るのではない。
お客様の今のお困りごとと先の心配事を一緒に整理し、伴走者を目指す。
このことが、私のミッションです。
経営者をひとりにしない
私には、売る商品はありません。
あるのは、延べ3,000件の課題を支援してきた経験と、さまざまな分野の専門家との繋がり。
そして、ひとり社長や後継者のいない中小企業の経営者をひとりにしない、という気持ちです。
17歳で事業の経営を任された当時、相談できる人がそばにいれば、少しは気持ちに余裕も持てたのではと思うのです、
夏の暑い時期に、翌月支払いの条件を提示されるまま、皮のアウターを仕入れたこともあります。
次の日からは学校で友達と一緒のときも「売れなかったらどうしよう」という不安な気持ちでいっぱい。唯一のリフレッシュは、仕事で出かける東京で街を歩くことだけでした。
会社の規模や年齢など関係なく、経営者は課題からは逃げられません。
課題を先送りするのではなく、一緒に整理していきましょう。
繰り返しになりますが、私には、売る商品はありません。
だからこそ、お客様の課題に対してフラットで正直なご提案が可能です。
事業承継や相続など、今すぐの課題はもちろん少し先の不安なことも、気軽にご相談ください。